おねむな日記

幸せなおばあちゃん、不幸なおばあちゃん

どうも間嶋コタローです!

ちょっと長めのツイートをしてみた!

 

おばあちゃんには2つのパターンがある!

おばあちゃん二人の発言から、思うことを書いてみたよ。

僕は仕事柄、高齢者とお話する機会がべらぼうに多い。
そうすると、いろんなおじいちゃん・おばあちゃんがいるわけです。

2つのパターンにくっきり別れるお話があるので、紹介しようと思う。

【おばあちゃんAさんの場合】

私らの時代は勉強したくてもできひんかった。今の子たちは恵まれてるのに贅沢やわ。甘えすぎ。離婚もすぐする。私らの時代は布オムツやで。姑にもいびられた。

【おばあちゃんBさんの場合】

今の若い子は大変だね。英語もパソコンも勉強しないといけない。昔に生まれてよかった。私らは畑作業してたらよかったから。多分今の時代に生まれてたらついていけてなかったと思う。今の子は頑張ってると思う。

お分かり頂けただろうか?

同じおばあちゃんでなぜこうも違うのだろうか?

ここからは僕の偏見であります。

Bさんは、旦那さんにとても大切にされてきたと言っていて、今身体が不自由でも心は幸せそうなのである。娘や息子との関係も良好である。楽しかった話、今現在の話が多い。

心に余裕がある。

反対にAさんは旦那のことが嫌いだった、ずっと我慢していたと。今も娘(60歳代)の介護の仕方が気に入らない、なぜ自分の部屋(娘さんの部屋)を片付けないのか、パートで夜遅くまで働いている忙しい娘さんは、ご飯がどうしてもスーパーで買ってくる惣菜になる。それが嫌らしい。自分は苦労してここまでやってきたから、ちゃんとして欲しいらしい。娘が結婚しないのも今だにつつく。隣近所の話が好き。お金を頑張って貯めたことが一番の誇り。昔話、苦労話が多い。

心に余裕がない。

お二人とも相当の苦労はしてきていると思う。そこは否定しない。
ただ、その苦労の仕方により、他人の見方が全然違ってくる。

苦労は苦労でも、どう違う?

10年理学療法士をしてきて、これは本当に思うのだが、

【文句が多い可愛げのない高齢者】

家族に不満がある。旦那と不仲な人が多い。
お金を苦労して貯めただけで終わっている人が多い。
お金を使うことを知らないというか、遊んだ経験があまりない。
だから、お金を苦労して貯めた話をされる。それが、一番の誇りになっている。
話題がないから、周囲の人の話、それも愚痴が多くなる。
他人の話をあまり聴こうとしない。

【朗らかな可愛げのある高齢者】

家族への不満があまりない。
旦那に大切にされてきた人が多い。
そして、お金を使って経験したことをお話してくれる。
失敗談でも何でも、自分が何をしたのかを話してくれる。
僕の話を聴こうとしてくれる。

可愛い(人柄が)おじいちゃんおばあちゃんは、これを満たしている可能性が高い。

苦労と我慢『しか』してこなかった人は、文句が多いし、他人の幸せを受け入れられない。自分の苦しんだ分を、他人も味わえばいいと思う。

その人だけのせいじゃないと思いますけどね。
嫁姑問題もすごかっただろうし、理不尽なこともいっぱいあったと思うから。

一方、苦労『+幸せ』を感じてきた人は、他人の幸せを不快に思わない。
いい意味で自分中心というか、他人のことに過剰に反応しない。
マイペースに生きてる。
その人が良いんだから良いじゃない☆ぐらいに思ってる。

高齢者の勘違い

可愛げのない高齢者が一番勘違いしていると思うのは、今の若者を、根性がないみたいに言うのは、ちょっと違うと思ってて、若者が、今の高齢者の時代を生きていたら、多分離婚もしないし、我慢もいっぱいできてたと思うんですよ。ギャルでも絶対そうですよ。逆に、高齢者が、今の若者の時代を生きていたら、すぐに離婚もするだろうし、姑に文句言ったりすると思うんですよ。

結局みんな時代や流行りに流されているだけの話なんですよね。それを、まるで自分の意志で我慢してきた!頑張ってきた!というのはちょっと自惚れ過ぎなんじゃないかと思うわけです。我慢してきた!んじゃなくて、時代に、我慢をさせられてたんですよ。

だから、高齢者が文句を言うなら、今の時代に生きていても、布オムツで乗り切れますか?離婚せずに我慢できますか?と聞きたい。

今文句を言ってる高齢者ほど、時代に流されるわけだから。

文句を言う相手は、今の若者じゃなく、時代の流れですよ。

あ~可愛い幸せなおじいちゃんになりたい。

夫婦仲良くしましょうね。

おわり

ABOUT ME
間嶋コタロー
人見知り×ガリガリ×努力できない×部屋汚い×勉強不足 全てが凡人以下の30代男がブログを通じて10%の底上げを企む。 2020年東京オリンピックが終わるころには結果がでていることだろう。