雨穴さんの新作、『変な地図』を読んだので少し感想を。
11月に発売されて、1ヵ月ぐらいしたら図書館で借りれるようになってて、生活がギリギリの僕にはありがたいです。予約している人がいたので、最近やっと自分の番が回ってきてすぐに借りた。本当の本好きな人は、著者が潤って、また新作を書いてもらえるように、ちゃんと購入するみたいやけど、、、後々はそうしていきたいと思う今日この頃。作家さんと図書館には感謝の気持ちでいっぱいですm(__)m
さて、今回の『変な地図』は、毎度おなじみの栗原さんの若かりし頃、23歳の時の話。青年栗原君。
コミュ障の栗原くんが就活で苦戦する所から始まる。
父が亡き母の実家をどうするかみたいな話になり、一度家を見たいと栗原君。
父のトイレまでの動線で違和感を覚え、父を問い詰めて、祖母の奇妙な死の入り口に立つ。
名探偵栗原くん。察しが良すぎる。さすが荷物の住所から、送り主の足が不自由なことまで気付くだけのことはある(youtubeでこんな話なかったっけ?)。
そんなこんなで妖怪の絵が描かれた不気味な地図を見つけて、真相を確かめる為に、地図に書かれてある現場まで行くわけです。就職試験が1週間後に迫っていて、父から前日だけは面接の練習をと釘をさされて、タイムリミットはあり。
淡々と焦らず行動する栗原さん好きです。別の漫画で『路傍のフジイ』も好きです。
ネタバレになるので詳細は書けないが、よくこんなストーリーを思い付くなと思うわけです。ジャンルも豊富じゃないですか。
今までの変なシリーズに比べるとグロさはなかったかなと。ただ、大がかりな殺人計画はびっくりした。今まではレイプの話がまぁまぁでてきてたと思うけど、今回はそこまでなく、男が女に力づくで服従させるみたいな話はやっぱりあったなぁ。僕の嫁さんはそういうのが苦手やから今回のはより読みやすいと思う!
あとは、途中の裏切りの展開はもちろんあったけど、今まであった最後の最後に裏切る展開というか、謎を残しつつ不気味な感じやいい意味のモヤモヤ感は過剰にはなく、今回は今までに比べると締めは爽やかな方やったと思う。
雨穴さんの本は大事な登場人物が多すぎて、ページを行ったり来たりしてしてしまうんやけど、それすらも楽しいし、何せ集中力のない僕が、2日で400ページを読めてしまうんやから雨穴さんすごいなぁと。頭良い人が読んだらもっと面白いんやろな。色々頑張ろっと!