どうも間嶋コタローです!
久しぶりに本を読んだのでレビューを書きたい!
その本は
アルコ&ピース 平子 祐希さん(以下呼び捨て)の
『今日も嫁を口説こうか』
千鳥のチャンスの時間の愛王とかしまくり先生の時の平子が大好きで、ずっと見てたので、まずはそちらから見て頂けると、より本にのめり込めるのではと思う。
僕はそれらの動画を見漁った後に この本を手にして、あることを予想した。
これはただの【嫁さん大好きおのろけ本】だなと。
そう思って読み始めた。
平子のことを知っている者なら誰もがそう思うと思う。
本の目次
はじめに
1章:ただのオスとメスの番い、それが俺たち
2章:結婚についてまわる全責任よ 俺んとこ、こないか
3章:家事も育児も、モテたいからやってる
4章:高2で付き合い始めて2か月目の感覚が16年間続いている
5章:いつだって”これが最後”と思って抱いている
6章:今日も嫁を口説こうか
おわりに
目次だけで、平子りまくってるのがわかると思う。
中身はこんなもんじゃない。
感想文
「はじめに」でいきなり、謝罪をしながらのろけるという荒業を魅せる。
本編では、妻・真由美さん(以下呼び捨て)との出会いの話から始まるこの本は、すぐに飲み込まれた。この後、2時間で読み終えたことは言うまでもない。
率直な感想は「真由美すげぇ!」である。
男女問わず、真由美のファンになる人も多いと思う。
平子はそれを望んでいないと思うが。
序盤では、嫁大好き本はあくまでもフェイクであり、
ただ世の中の偏見に流されて、本当は上手くいくはずだった夫婦が崩れていくのはごめんだと、世直しの要素も存分に含んでいる印象だった。
かっこいいなぁ。
そんなメッセージを込めてるんやぁ、と感動させられるが、読み進めると、最終的には、やっぱりシンプルかつ強力な「嫁めっちゃ大好き本」であり、「平子は真由美を真っすぐに見ているだけの話」ということを再認識できる。
それが哲学的に、言葉巧みに書かれてあるもんだから、「俺も嫁大好き!」と再認識させられる、ポジティブな副作用がすごい本なのである。本当に素敵な本だった。
統計学とか、心理学を駆使せずに、根底にあるのは真由美に対する愛だけ。
テクニックを使ってるようで使っていなく、駆け引きしてそうでしていない。
だからこそ妙に説得力がある。とにかく真由美に真っすぐなのだ。
妻が好きな人はもっと好きになれる。
倦怠期の人は一歩進めそうな気がする。
恋愛に臆病な人は、背中を押してもらえる。
斜め上から言ってる様で、実はド直球。
回りくどい屁理屈がなしだから、心に染みる。
これこそが【平子り】の真骨頂だと僕は思う。
余計なことを考えすぎる人にもすっと入ってくるはず。
少し驚きだったのが、平子は浮気や離婚にも一定の理解は示している。
その辺りの見解も見ものだと思う。
真由美を愛することに、驕りがないし、世の夫婦たちにドヤることもない。
泣けるし、笑えるし、パートナーを見る目が少し変わるんじゃないかと思う。
基本的には男性目線だけど、女性の方にも読んで欲しい。
パッと見、男性側がパートナーにどう向き合うか?という話が書かれてあるが、女性側に問題提議をする内容もチラホラ。
全ての事柄が布石となり、心を揺さぶられるだけ揺さぶられて、結局は嫁大好き本やん!!と、なんだか癒されるスッキリする本でした。
真由美への壮大なラブレーターじゃねぇか!!
震える平子りワード(ネタバレあり)
「好みではないのに抗えない相手」 (P.21)
「誰かに好意を持って見られている」という意識は、自分自身で分泌できるスーパーオーガニックな化粧水 (P.30)
圧倒的に妻に向けて着飾る (P.35)
真由美のパパの平子に対する発言
「もしも真由美が不幸になるようなことがあれば、俺はお前の想像よりも、少し斜め上のことをお前にする」 (P.50)
ワード・エクセルと聞いても「洋菓子屋さんみたいだな」としか思わない。 (P.73)
(役所のことを…)
あんなに灰色の建物のクセに、やってることはほとんどサンリオ (P.87)
女性は精神的にも肉体的にも、人生のあらゆる局面において変化を強いられる。そうした変化を大多数の男性が”劣化”と捉え、夫婦間の情愛が希薄になる大きなきっかけにつながってしまう。 (P.93)
一人の女性が妻となり、母となり、年を重ねていく。これら一つ一つの過程は全てが進化以外の何ものでもない。この魅力は底無し沼だ。気付いた頃には腰まで浸かっている。 (P.94)
まずは「男女どちらが大変か」という比較をやめることだ。そしてお互いがお互いの為に毎日頑張ってくれているという、当たり前なのに忘れがちなことを改めて認識し直すべきだ。
サラリーマンであれ主婦であれ共働きであれ、互いの仕事への労いがベースにないと、サポートの段階に進めない。
(P.99)
「義務感から家事をするが、夫婦間の感情は冷めきっている」そんなのはただの大きめのルンバだ。 (P.113)
年中無休24時間営業で、真由美に向けて恋の感情を垂れ流している。 (P.133)
「僕にとって貴女がどれだけ必要な存在か」。相手に伝えるのはこれだけだ。
想いが高まりあって強く抱き締め合ったらいつの間にか入ってた。 (P.152)
これはほんの一部なので、是非本を読んで欲しい。
完