どうも間嶋コタローです!
毎日出勤途中で聴いているvoicyの
『森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ』
2019年6月24日放送の「便秘に酸化マグネシウムを処方されました」があまりにも有益だった為、今後の自分の為にもまとめてみることにしました。↑voicyのリンクです。まずは聴いてみてね!
最後は自分の頭で考えさせられるような、知識のキラーパス。終始流れるような解説と、9分56秒という絶妙な時間配分(1チャプター10分の為)。約10分間ノンストップで勉強になりました。これはちゃんとまとめて、ちゃんと理解する必要があると思った。まさに神回である。
これまでも繰り返し出てくる便秘の話。
やはり悩んでいる人は多いんだなぁ。
過去の便秘に関する放送を聴き直して、自分で少し考えるだけで(これが億劫なんだが…)ほとんどの便秘は解消されそうな気がしないでもない。選択肢が増えるから行動には移せる。
まぁとにかくまとめていきます。
目次
質問内容
便秘が続いて、大量の下血を伴う痔になってしまった。
病院から酸化マグネシウムを処方されたがオリゴファイバーを摂った方が良いでしょうか?
森さんの解説
なぜ便が硬くなるのか?
まず痔になるということは便が硬いということ。
ではなぜ便が硬くなるのか?
便は食物繊維や乳酸菌などの死骸、水分からできている。
この水分が少ないから硬くなる。ということで…
そもそも水分を摂れている?ここが初級の初級。大前提!
『そんなんわかってるねん!水分なんか摂ってるねん!だから困ってるねん!』
という皆様はここからが本番であります。
水分は摂れているのに便が硬くなるのはなぜか?
【答え】腸内の水分が少ないからである。
水分摂取は十分していていも、それが腸内にないと意味がない。
よって腸内に水分が欲しい。腸内の水分量を増やそうと思ったら、浸透圧を高くしないといけない。
(※浸透圧が気になって次の話が入ってこない人は理解してからいってね!ググればすぐわかる!Wikipediaはこちらから)
簡単に言うと、
腸内の浸透圧が低い = 腸内の水分が少なくなる
腸内の浸透圧が高い = 腸内の水分が多くなる ということである。
よって大切なことは、
腸内の浸透圧を高めて柔らかい便を作るだけの水分を調達できるか
では次!!
浸透圧を高めるには?
浸透圧が低くなると腸で水分が吸収され過ぎて、腸内の便になる為の水分が少なくなる。
よって便は硬くなる。
腸内の水分量を増やすには、浸透圧を高めないといけないが、それはどうやってするのか?
これには腸内環境が関わってくる。
腸内環境を作っているのが、悪玉菌 + 善玉菌 (+ 日和見菌ひよりみきん)
浸透圧には悪玉菌と善玉菌が関わるということになる。
悪玉菌が優位になると浸透圧は低くなる
悪玉菌のエサは吸収しきれなかった糖質やタンパク質などである。
またタンパク質の吸収については以下の通り。
小腸でアミノ酸まで分解・吸収される
↓ ↓ ↓
小腸の調子が悪かったり、タンパク質の摂り過ぎなどにより、吸収しきれないと大腸まで運ばれることになる
↓ ↓ ↓
大腸まで運ばれると、悪玉菌のエサになってしまう
↓ ↓ ↓
悪玉菌が増える
↓ ↓ ↓
すると、インドールやアンモニアなどの有毒なガスを発生させてしまう。
↓ ↓ ↓
するとオナラが臭くなる
↓ ↓ ↓
さらに有毒な臭いオナラを我慢すると、大腸で吸収⇒肝臓で解毒されるが、体に負担がかかることになる(体臭に出るという説も…)
↓ ↓ ↓
浸透圧が下がる
よって悪玉菌が優位になると便は黒く、硬くなりやすいということになる。
逆に言えば、便が硬いということは悪玉菌が多いかも?と考えることができる。
悪玉菌を減らすには、上記のエサを少なくすること。
善玉菌が少ないと浸透圧は低くなる
善玉菌のエサは水溶性食物繊維・イヌリン・難消化デキストリン・オリゴ糖など
これらを摂取することで善玉菌は増える
↓ ↓ ↓
善玉菌は短鎖脂肪酸や乳酸を出してくれる
↓ ↓ ↓
腸内を弱酸性に保たれる
↓ ↓ ↓
浸透圧が高くなる
そうすると、腸内はクリーンに保たれ、水分も保ちやすく、便の色も良くなる(黄土色)
オナラも臭くなくなる
ということは善玉菌が少ないと便が硬くなる、オナラは臭くなるということである。
善玉菌を増やすには、上記のエサを増やすこと。
※悪玉菌も必要なので、やっぱり多少はオナラは臭いみたいです。ただ悪玉菌が優位になるとアルカリ性に傾く為、浸透圧も低くなる⇒便秘となる。
酸化マグネシウムってどうなの?
今回の質問に出てきた酸化マグネシウムはマグネシウムの中でも吸収しづらいマグネシウム
吸収が悪い
↓ ↓ ↓
腸内の浸透圧が高くなる
↓ ↓ ↓
腸内の水分量が増える
という仕組みになる。
オリゴファイバー(オリゴ糖)は浸透圧を上げる + 善玉菌のエサにもなる
⇒さらに浸透圧は高くなる
それでも改善されない場合は、ラクトバイオを試して欲しいとのこと。
注意するべきは、腸を刺激する系(腸の蠕動運動を無理やり発生させる)は使いすぎると便秘が改善しづらくなるかものとのこと。
コーラック、プルセニド、キャンドルブッシュ、センナ系のものがこれに当たるらしい…
ただ急に止めると、便秘が苦しいので、なるべく使わないという感じで。
まとめ
便秘になるのは腸内の水分量が少ないから
↓ ↓ ↓
そもそも水分はしっかり摂っているか?
↓ ↓ ↓
悪玉菌が多くないか?
⇒悪玉菌のエサを減らすことを考えてみる
or
善玉菌が少なくないか?
⇒善玉菌のエサを増やすことを考えてみる
↓ ↓ ↓
酸化マグネシウムは腸内の浸透圧を高めてくれる
or
オリゴファイバーは腸内の浸透圧を高め さらに 善玉菌のエサにもなる
or
それでも改善されなければラクトバイオで! とのことです!
以上、まとめ終わります。また何回も読んでリライトしていきます!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました☆
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