どうも間嶋コタローです!3月末から、4冊目となる読書。今までにないペースだ。
前回は、ひろゆきの『1%の努力』を読んで、人生のバイブルにしようとした矢先である。
今回もバイブルにしたいと思った本に出会えた。2連続で素敵な本に出会えて、僕は幸せである。この2冊を何度も読みこみたいと思った。
今回は三浦崇宏さんのデビュー作である
『言語化力~言葉にできると人生は変わる』
を読んだ。
こんな悩みを持つ人は一緒に読みませんか?
カバーのそでにはこう書かれてある。
「自分の考えを上手く伝えられない」
「上手く話せず、プレゼンで負けてしまった」
「SNSで発信しても誰も見てくれない」を解決する
君の言葉を「最強の武器」にする方法
言葉の持つ力を惜しみなく教えてくれる。
先にお伝えすると、これは間違いなく、今何者でもない人、「自分の人生これで良いのか?今から頑張りたい!でも30代だしな…」と悶々としている人のバイブルとなる本である。
何かを伸ばす、小手先のテクニックではない。
使い方によっては、自分の殻を破り、自分を高め、自分を守ることもできる言葉。使い方を間違うと相手を傷つける可能性もある。
自分と深く向き合い、自分を知るための1冊。納得できる言葉を探す。
これは『自分探しの本』でもあると勝手に思っている。
それぐらい自分と向き合うことの大切さが書かれてある。
まさにこれから何かをやろうとしている、変わりたいと思っている人、まだスタート地点に立っていない人、何も始まっていない人には必要な本だと思う。
序章
すべては言葉で変えられるー仕事も人間関係も人生もー
第1章
「言葉にする」方法
第2章
印象に残る言葉、一生残る言葉を作る
第3章
言葉で人を動かす
第4章
言葉で未来を指し示せ
序章と合わせて4つの章からなる。
自分の感情を言葉にできるか
僕は、自分の考えていることを言葉にして、相手に話すことが苦手で仕方がない。
自己紹介をしろ!と言われた日には、頭が真っ白になって震える。
名前、出身地、学生時代の部活、(大して好きでもない自己紹介用の)趣味。
ここに自分の感情や信念みたいなものを込めて話ができたことがない。
何かを感じてはいるが、それを言葉にできないのだ。
これは結構なストレスである。相手に伝わらないんだから。
「別に自分が我慢すればいっか」と諦めてきた。でも、これから何かをしたいのであれば、それではダメだ。自分の考え、思いを言葉にできない人は不幸なんじゃないかとさえ思うようになった。
こういう経験はないだろうか?
●会議で思うことがあるのに言葉にできない。
「何か喋れよ!」「自分の意見はないんか?」とおちょくられることは多々あった。(まぁ会議自体に意味がないことが多いのだけど…)
●また相手に一方的に責められ、言いたいことも言えずに、家に帰って長考したら、「あー言っとけばよかった…」と自分に腹が立ち、夜眠れなかったことはないだろうか?
●友達と映画を見に行った後、「よかった」しか言えず、見下されて、劣等感を抱くことはなかっただろうか?
●友達に「面白い本ない?」と聴かれて、勧めたのに、一切相手に刺さらず、「説明ヘタやな」とストレートに言われたことはないだろうか?
この本では、その原因と解消法が書かれてある。訓練が必要だ。
「戦わずに勝つ」ための道具、それが言葉(P.48)
戦わないで勝つ方法が戦略(P.49)
このように「言葉の使い方」だけでなく、「生きる術」もたくさん教えてくれる。
この本は、決してオシャレな例えを量産するとか、小難しいビジネス用語を使いこなせるようになるとか、そんな上っ面テクニックの本じゃない。
自分の内に入り込み、自分の感覚を、自分が納得できる言葉にする方法を教えてくれる本。
『自分の感情を、自分の理性が追いかけるのだ。(P.75)』
すごく響いた言葉。
イチローみたいに、感覚的にやっていることを説明できる人はこういう感じなんだろうな。
人生の目的を定義する
この本には『自分を物語る方法』が書かれてある。
人生の目的を言葉にせよ(P.254)
僕は、30年間生きてきて、こんなことを考えたこともなかった。人生ブレブレだったから。いやブレることさえできなかったかもしれない。元々自分というものがないのだから。
この本を読んで、「成長したい!」よりも、まずは「自分を知りたい!知らないと!」となった。そして、あまりにも自分の事を知らないことがわかり、ちょっと凹んでみた。
人生の目的を定義する
まずはこれ。成長はそれからだ。
自分の人生を定義できなくては、スタートは切れない。迷うだけだ。
その為に「言葉」が必要なのである。
自分の人生を一つのストーリーにすれば、過去の失敗も捉え方を変えられる。
よく「見下される性格」「都合の良いように扱われた時」「何も言い返せないビビりな自分」を夜寝る時に思い出すことが定期的にある。
気にしていないと思っていても、やっぱり思い出してしまう。弱いなぁと思う。
これを払拭するには、人生の目的を定義し、それに向かって進むしかない。
そんな自分を納得させる、そんな自分だったからこそ、この成功があったと思えるような人生を送るしかないのである。
誰かのせいではない。自分が納得していないことが不幸だ。
自分がその感情を抱いた理由を考える。なぜ?と自分自身に問いかけ続ける。腑に落ちる答えが見つかるまで繰り返す。(P.75)
これが自分と向き合うということだ。本当の自分探しである。
海外旅行に行って自分を見つけて来た人を聞いたことがない。
人を動かす言葉
人を動かす
思い返しても、人生で一度もなかったと思う。
ずーーーーっと聞き役に徹していた。徹していたというか、それしかできなかったからだ。僕の一言で、誰かの背中を押したとか、そんな経験はないんだぞ。。
でもできたら気持ちが良いだろうなぁ。
この本を読んで言葉の力、可能性を思い知る。
変化を起こせる「強い言葉」「効く言葉」が必要。
誰かの行動を変えれる言葉を発信したい。
この本の内容を、実践し、自分の殻を破れるように!!
三浦崇宏さんはこんな人
僕は本で感銘を受けたらyoutubeでどんな人なんかなと見てしまう。三浦さん「やばい!」とか言うんですよ笑
でも選んだ結果の「やばい」だから伝わるんですよね。伝えることが大切。
言葉だけじゃなくて、人間性の魅力もある方だとわかる。
お父さんに一万円を貸す所さえも悲壮感が漂わない。
これも人生のストーリーの一部なんだろうか。
三浦さんの「言葉」の始まりとして、裕福な家庭に育ち、良いとこの学校に通いながら、突然の破産というエピソードがある。
クラスメートに話すか、黙ったままいるか迷った結果、笑い話にして話したらウケたらしい。
それが三浦さんが言葉の力を理解した始まりだという。
すごいなぁ。パワーがある人は違うなぁ。今からでも頑張って、自分が納得できる言葉を見つけていきたい。
前を向かせてくれた三浦さんに感謝です。ありがとうございました。
おわり
次読む本は何にしようかなぁと思ってたら、三浦さん二作目出してるんですね。
しかもタイトルは、、、
『人脈なんてクソだ。』
そんなことされたら買っちゃうよ。