森拓郎さんラジオ

2019/12/16​ 『基礎代謝がそこまで上がらないのに筋トレをする意味はあるか?』

この回は『筋肉が増えたらどんな恩恵があるのか?』そんなお話でした。

【質問】
筋トレをすると太りにくい体にと言いますが、筋肉量が増えても実際の基礎代謝量はそこまで上がらないと知りました。しっかり食べても太りにくい体を目指しているが体質を変えることは不可能でしょうか?太りにくい=基礎代謝量が高いという認識は間違いですか?

【森さんの解説より】
運動1割・食事9割の本でも説明しているが、筋トレをして筋肉量が増えても基礎代謝量はそんなに上がらない。15~45kcal程度しか変わらない。

びっくりした人多そう!

基礎代謝を上げようと流行っていた時期はあるが、大事なのは、運動を習慣化し、1日の消費カロリーを増やすこと!そして糖質を上手く体内で使える体にすること!これが大切。

では筋トレをすることでどんな恩恵があるのか?

週に2回の筋トレで、1回1時間しているとしても、その時間の消費カロリーは200kcalも消費していないんじゃないかという程度のもの。

これもびっくりした人多そう!

その後に、回復する為に代謝が上がるが、基礎代謝というより、活動代謝が上がる。EPOC(エポック : 運動後過剰酸素消費量)と言われる。

大事なのは、活動量を増やすこと

筋肉が増えてもも、基礎代謝量はそんなに上がらないが、持ち点が上がるので、活動代謝量が上がる。筋肉1㎏違うと、基礎代謝量は15~45kcalしか変わらないが、運動した時・活動した時の差が大きくなる。

持ち点『3』の人と『5』の人では、同じ運動量でも消費カロリーは変わってくる。そういうことである。

また、筋肉が増えることで、糖を使いやすい体になる。エネルギーを摂った時に、じゃんじゃんエネルギーを使えて、それを脂肪にしない、要はインスリンがバーッとでなくなる。糖質に強い人である。

逆に糖質に弱い人は、糖質を少し摂るだけで、血糖値がバーッと上がって、インスリンがバーって出て、一緒に摂った脂質が体脂肪になりやすい。

筋肉を増やすことで、糖が入ってきても、すぐにエネルギーに変えることができる。エネルギーを使える体になる。代謝が高い状態。

運動はガンガンするけど、エネルギーを摂らない!となると、体は省エネになる。代謝が落ちる。体は分解を促進させる方向になる。

体の炎症を減らし、エネルギーを上手く体に使える体になって、ムダな脂肪を減らしていくのが理想。

ストレスに強くなるには、適度なストレスが必要。過度なストレスは体の負担になる。この度合いが人によって違う。その人の段階によっても変わってくる。そこを判断するのがプロの仕事。

筋トレすることは無駄じゃない。代謝を上げることは可能。

食べる時にどういう刺激を与えるかが大切。その中でも、糖質をどう処理できるか?が代謝のポイント。ビタミン・ミネラルも必要になってくる。

やっぱり最後は糖質にどう対応していくかですね~!

 

ABOUT ME
間嶋コタロー
人見知り×ガリガリ×努力できない×部屋汚い×勉強不足 全てが凡人以下の30代男がブログを通じて10%の底上げを企む。 2020年東京オリンピックが終わるころには結果がでていることだろう。