ストレッチの基本
まずは、ストレッチをする前に理解して頂きたい考え方がある。
こちらの記事で書いてあるので、読んで頂けるとありがたい↓
ストレッチをする前に知っておきたいこと
前屈をする為に必要なこと
前屈をできるようになるには、いくつかクリアしないといけない条件がある。大きく分けて4つ。
- 股関節屈曲(曲げる)
- 膝関節伸展(伸ばす)
- 足関節背屈(つま先を挙げる)
- これらを同時に行う
これらを邪魔するものが、筋肉の硬さである。
その代表的なモノがハムストリングスと下腿三頭筋だ。
この2つの筋肉が硬ければお話にならない。
ただ、筋肉を柔らかくしようとして、できない前屈を『無理やり繰り返していればいつかできるだろう!』という気持ちでは、到底あなたの手はつま先まで届かない。
むしろ腰を痛めるから注意が必要だ。
1つずつ潰して行こう。
ハムストリングスのストレッチ方法
とうことで、まずはハムストリングスから。
みんながよくやってしまう方法は、まずは床に座り、膝を伸ばして、無理やり腰を曲げて伸ばす方法。
座りながらの、無理やりで、投げやりな、そして何も考えていない方法である。先ほども言ったが、腰を痛めることになる。
ではどうするか?
①まずは仰向けで寝る。
②片方の股関節をぐいっと曲げる。
③股関節を固定した状態で、膝を伸ばす。膝を伸ばす。膝を伸ばす。曲げる時は、重力の力を利用して自分で力を入れないように。
以上である。みなさんお分かり頂けただろうか?(心霊映像風)
これを1日5分、お風呂上がりにでもやって頂きたい。
※できるのであれば、テレビを見ながらしこたまやっといてくれ
前に進んでいるかの判断としては、座って(長座)前屈して、膝がどこまで伸びるか、床と膝裏の高さを拳と指の本数で測ってみてほしい。成長が実感できれば継続できるから。
ということで、今日はこれまで。
次回は、下腿三頭筋のストレッチ方法を紹介するとしよう。