どうも間嶋コタローです!
読書を続けられている自分を褒めてあげたい。読む本読む本、素敵な本に出会っているので、そろそろ読み返して実践していかないといけないなぁ、、、汗
今回読んだ本はこちら
人脈なんてクソだ。
-三浦崇宏-
です。三浦崇宏さんの2作目。
前回読んだのは、三浦さんのデビュー作の【言語化力】。これがすごく面白かったので、読み終わったら2作目買いに行かな!と思っていたが、田舎なので新作がなかなか置いてなくて「キーーーー!!」ってなってたら4件目で置いてあったので迷わず購入。
順番から言うと、まずは【人脈なんてクソだ。】から読んだ方が良いかも。
こちらはどちらかというと、生存戦略ということで、生き方全体のお話になる。
いや、でも言語化力も、言語化する方法ではあるが、結局は生き方の話。順番はないか。お好きな方から読んで下さい。とにかく二冊読んだ方が良いよ!ということ。
まず表紙と帯にはこう書いてある。
『変化の時代の生存戦略』『変化するものだけが生き残る』
『行こう、その先へ』
タイトルは『人脈なんてクソだ』であるが、一匹オオカミに憧れている人は食いつきそうだがそういう内容ではない。巷のインフルエンサーが口々に言ってる「社畜なんてやってないで、さっさと独立しろよ!」とかいう内容でもない。
読み進めていけばわかるんですが、三浦さんは仲間で何かを成し遂げることが大好きな人だ。決して「仲間なんていらねぇよ!」という内容の本ではない。
むしろ
「無駄な人間関係なんて一つも存在しない」(P.120)
『一人で生きていく為の方法』ではない。
あくまでも世の中に向ける視点と自分を変える方法だ。
「行こう、その先へ」
この力強いメッセージよ。こんなこと言われたから、テンション上がって半日で読んじゃいましたよ。
まず先取りして言っちゃうと、
《第4章「人脈」なんて言葉を使ってるやつはクソだ》の中でこう書かれてある。
「浅はかな損得勘定だけで人間関係を選別するのは、もっと言えば人生の味わいを損ねることになってしまう。」(P.121)
これが人脈の正体である。クソである。
「公私混合ではなく、公私統合することにより、仕事の幅は広がる」(P.121より)
目次
本の構成
本の構成はこちら。
はじめに
いいから行けよ!!
第1章
「大航海時代」の到来だ!
第2章
日本の7割よりも世界の2割を狙え!
第3章
イチローに素振りやめろって言うやつがいるかよ
第4章
「人脈」なんて言葉を使ってるやつはクソだ
第5章
大海に漕ぎ出す為のトレーニング
おわりに
LIFE IS CONTENTS!
である。闘争心掻き立てられるぞ~。
章と章の間には、「三浦崇宏のツイート名言集」が放り込まれており、これも見どころ満載。140字以内で端的にズバっと心に刺さる!
前作の【言語化力】の内容と重なるエピソードもあるが、少し違う角度からお話してくれているので、より理解が深まると思う。どうせなら、間を空けずに連続で2冊読むことをお勧めしたい。
印象に残った言葉
ページ順に、印象に残った言葉を挙げて感想を言っていきます(誰が興味あんねん)。
令和は「思想と個人の時代」(P.34)
物事はスペックでの差別化ができなくなっていると。
色々と便利になっているから、スペックが高い物をみんなが使えるようになってきている。使えることは最低限の能力ということだろう(僕は使うことすらできない)。それに加えて、自分を深堀りしていかないといけない。じゃないと世の中から置いてけぼりをくらうことになる。
『自分の思想』が大切。自分の感情を深堀りする方法は、前作の「言語化力」にも書かれてある。是非!
「答えを出す」のではなく「問いを立てる」(P.40)
「既存の問題の答えは溢れているけど、課題設定自体が不足しているのが今の社会」
(P.41)
しっくりくる言葉選んでくるよね(なぜ偉そう…)。身に染みたよ本当に。
僕が今まで疎かにしていた部分。面倒臭くて逃げてきた部分。
結局自分の思想を作ろうと思ったら、課題設定を自分で行い、それに答えを出すことに頭を使わないといけない。問いがあっての答えだ。
答えを出せる人はいるけど、問題を考えられる人は少ない。
面白いなと思う人は、自分の答案用紙を持っている。
大多数は、誰かが作った答案用紙に誰かが導き出した答えを探す。
それでは自分の思想は生まれない。
僕は典型的にそれでしたね。まぁ、答えすらも出せない奴ですが。
なぜ箕輪厚介の本は売れるのか
P.68からです。
今イケイケの箕輪さんの話。
人が好きなる要素は①人格②物語③デザインの3つしかないとのこと。
箕輪さんは①と②を上手く使っていると。
自分の売り方、テクニックが書かれてある。
「試合後に語られる試合」が一番いい試合(P.70)
箕輪さんの話もそうですが、ここではSNSとの向き合い方が書かれてある。
「精神を奪うこと、そして語られる要素を作ること。それがコミュニティに発展する」(P.71)
「人間はなんとなく「何かになりたい」という気持ちを抱えている生き物なのかもしれない。」(P.73)
SNSを上手に使う為に意識すべきことが書かれてある。
自分のツイート見てても思うもん。
なんでこんなに面白くないんやろか。自分がしたことでみんなに語られたいよね。
ドキッとしたところ
「自分の全力をごまかしちゃいけない。サボっちゃったときに「でも全力だったな」って自分に嘘をつく。そんなことを続けていると、だんだん本当の全力を出せなくなっていく。」(P.91)
僕が一番ドキッとした文。
大好きなひろゆきの本を読んでいると、どこか「怠け者の自分のままで良いよな!」と勘違いしてしまう人も多いと思うけど(ひろゆきはあくまでも勝つべきところで努力するべき!と言っているが都合の良い解釈にしてしまいがち)、こんなことしていると、必要な時に全力の出し方がわからなくなるよね。
僕は、ひろゆきの本と三浦さんの本の2つをバイブルにすることに決めたのである。
(決めただけで、まだ行動には移せていないのである)
ということで、僕はこの文章が一番ドキッとしたなぁ。
何か根本中の根本のことを言われてる気がして。
自分から便器に顔を突っ込んで「くせぇ」って言うな
P.130です。
これSNSで本当に多いですよね。
これ以上言うことないよね。みなさん気を付けてね。
アイデアは自分の「内」から滲み出てくるものではない。
P.148です。
すごく勉強になりました。
僕は完全にアイデアは自分の内から出てくるものと思っていたし、経験や知識(アーカイブ)もインプットの量を増やして、それを掛け合わせれば、何か生まれると思っていたんですが、違うかったみたいです。気付けてよかったよ。
アーカイブが必要になるのは、その次の段階だという。
まずは、
「一番大切なのは、社会と売りたいものとの関係性に気づける”視点”なのだ。」(P.152)
アイデアの切り口が必要だ。
その方法は
『”視点”を増やす「カラーバス」』(P.153)から書かれてある。
”ある視点”を持って向き合うと、世の中の見え方が劇的に変わっていくそうです!
「iPhone」がなぜここまで世界中に普及したか
終盤では、やはり『言語化』の大切さが書かれてある。
「言語化だけが人生のたった一つの武器」(P.160)
「iPhone」がなぜここまで世界中に普及したかを例に書かれてある。
「iPhone」という名前がポイントらしい、、、面白いよ!
『コミュ力』の磨き方
ここからはコミュ力の磨き方。
「共同代表の奥さんを説得する(P.178)」から書かれてある。
大きく「聞く力」と「話す力」の2つに分けられる。
さらにそこから2つずつに分かれていくのだが、話す力だけあってもダメだし、傾聴感を出せばいいというものでもないよ!という話。
「相手が何を知りたがっているのか?」を推測できる力がないとダメらしい。
おわりに
「おわりに」では三浦さんの死にたくなるエピソードを惜しげもなく披露してくれている。
『干されて腐りかけた社会人スタート』の話。
三浦さんの新人の頃はかなりイタかったらしい、、、笑
人生は最高のコンテンツだ。いいからいけよ!!
うん勇気もらえたし、ブログ書きます!
おわり