どうも間嶋コタローです!
何か目標を掲げて、それに向かって突き進むとき、イメージトレーニングが欠かせない。
そんなことはわかってる。でもびっくりすることに、生まれてこの方、ちゃんとイメトレをしたことがない30代の男。これは珍しい。何も考えずに生きてきたことがよくわかる。
学生の時はずっとスポーツもしていたが、僕が弱かった理由はそこにあると思っている。フィジカルをメンタルで言い訳してみる。とにかく本番に弱い。緊張する。
部活の顧問に一度アドバイスを受けたことがあった。試合の前日に『1ポイントも取られずに勝つシミュレーションをするねん』と。出来の悪い僕は、2,3ポイントだけシミュレーションをして終わったのは言うまでもない。もちろん試合も勝てなかった。当時は、シミュレーシの大切さに気付いていなかった。結局行動するかせんかやん?と鼻につく感じで考えていて、さらにそんな奴は行動することもなく終わるのがこの世の真理である。
最近、そんなダメダメ人間が、30歳を過ぎてからイメトレの大切さを気付くことになる。
サッカーの本田選手は、いろんな場面を想定してイメトレをしているそうで、だからここぞというチャンスで決めれるらしい。「これどっかで見たことある場面や!」と思うらしい。男の中の男、いや漢である。イメトレをしない僕は、起こる全てのことが初めてのようで驚き、腰が引ける。動けない。
イメトレをすることで、メンタルというか、その目的に対する捉え方は確実に変わる。
行動せずに余計な心配『だけ』をする人は大多数いると思うが、これもネガティブなイメトレになってしまっているのだと思う。僕も完全にそっちのタイプで、目の前の心配をずっとして生きてきた。リスクを考えている!というのなら、聞こえは良いが、それならリスクを乗り切る所までイメージするべきで、ほとんどの人は、失敗するとこまでで、イメージを終えてしまう。だから失敗するのだ。自分に不安だけを煽る結果となる。精神が疲弊する。病む。
このイメトレは、集中力を測ることもできる。そして鍛えることもできる。集中力がない僕は、想像の中でも、集中力が続かない。
例えば、さっきの部活の顧問に言われた、完全勝利をイメージすることも、途中でしんどくなる。実際にやるのはもっと難しいわけで、想像する方が簡単なのだが、それもできない。頭の中で早送りしてしまう。これがダメ。実際の時間、自分自身が動いていることをイメージする。他の上手な選手を想像してはダメ。自分が動いていることが大事で、それを鮮明に描けるかどうかがポイント。
これヘタレ人間には結構難しいんですよ。
一度、1ゲームだけでもやって欲しい(スポーツによるが)。めちゃくちゃしんどいから。絶対にどこかで端折りたくなる。集中力が続かない。
大切なのが、最後はポジティブなイメージで終わること。ポジティブなイメージが湧かないなら、新たに対策を考えるか、諦めた方がいい。これが希望となり、モチベーションとなる。
イメージは正直で、全く行動していない人・勝算がないことには、ポジティブなイメージができないから。ポジティブで終われるということは、道筋が見えている、解決策があるという証拠である。
頭の中で成功しないのに、現実で成功するはずがない。
無理やり、言葉だけポジティブにしても意味がない。これもまた大多数存在する。言葉だけの人。ポジティブな言葉『だけ』で、運を引き寄せるのは少々無理がある。しかもどうせ誰かのコピーであり、胡散臭い。そんな人が実際になると動けないのはご存知の通りである。
ちゃんとポジティブな結果を過程からイメージできることが大切。
胡散臭い人は、多分ゴールだけをイメージしている。過程がない。
過程をイメージしないと意味がない。
イメトレとはそういうものである気がする。
おわり