現状
◆ 12月に第三児が生まれ、妻は赤子と実家に。
◆ 僕は、年末から長女(小1)と次女(5歳)と三人で自宅での生活。
◆ 自宅から義実家までは徒歩圏内。
◆ 娘二人の散らかし具合に怒り続ける日々。
嫌な夢を見てしまった
昨日も相変わらず、片付けに関して怒りまくって怒りまくって…
ただ怒った後、「あかん、今のは言い過ぎた…」と自己嫌悪に陥る。
ただ、相手に非があることが明らかな場合、ボロカスに言った時の、あの瞬間的なスッキリ感はなんなんだ。これが、世の中のクソ人間が大好物な「絶対に自分が攻撃を受けないポジションからの誹謗中傷なのか」とクソ人間に一歩近づいてしまった自分。
質(しつ)の悪い快感。最悪人間。
極論、自分の娘に何を言っても、親の方が勝つ。パワーで圧倒できる。
体でも言葉でも。
そして、「もう勝手にしぃや」とか「言うこと聞かへんのやったら出て行き」とか「もう(ご飯とかおもちゃ買うとか)何もしたらんからな」という、クソ上司並みのパワハラに走ることになる。
これを言われたら、子どもはどうしようもなくて、親の言うことに従わざるを得ない。
ただうちの娘は、次の瞬間からまた自由にやっている。
まぁ少し怖がらせているかもしれないが、まぁ自由にやりたいようにやっている。
このままパワハラ育児を続けると、いつかは人の顔色を常に伺う、かわいそうな人になってしまう。社会からは、都合の良いように使われる人になる。
怒るだけでは、人は動かないし、全部が上手くいかないな。負の連鎖だ。
当たり前のことが身に染みる。
そんなことを思いながら眠りについたら、変な夢を見た。
変な夢の内容
何の関連性もない2部制だ。
一つ目は、東大王のみんなとビュッフェを楽しんでいる夢。
何やねんこれ。
それなりに楽しんでいた所で、急に場面が切り替わる。
暗転して、二階建ての建物の2階にいる。
人相が死にかけの大人たちが、輪になり一か所に集まっている。
おばはんが意気揚々としている。
誰か知らんが、あのオバハンの顔だけは忘れられない。
マンガ「怨み屋本舗」に出てくるようなオバハン。
その輪の中には、複数の子供たちがいる。
「えっ何これ?」
大人達が何かを箱の中から引き、一人一人確認している。
そして次の瞬間、お茶碗に入ったご飯を中にいる子供たちにバンバンぶつけていた。
人によって数は違うみたいだ。
子どもたちが泣いて僕の方に来る。
慌てて、一階の逃げ道に誘導した。
この光景「気持ち悪っっっ!!!!」
次に、なぜか僕がオバハンに呼ばれる。
くじ引きのような物を引かされる。
そこには「書かれてある数だけご飯を子供にかける」と書かれてある。
当たり前の流れのように、僕は引いた。僕の弱さは夢でも健在である。
結果は「0杯」
「おらぁぁああぁ!!!!!!!」ガッツポーズをした所で夢が終わった。
「いや何これ?」
と思いながら、考察してみた。(カッコつけるな)
あー自分の子供にぶつける怒りの延長線上には虐待があるのか…
身震いした。
「気持ち悪っっっつ!!」次はオバハンではなく自分に向けた。
危なかった。耐えたー。
他人の虐待を見たら目が覚めた。(夢からという意味ではなくて)
我に返った。
これは、修正していかないと、娘にやばい教育をしてしまうな。
これができない大人が大勢いるんだろう。
こうやって育てられてきた大人が大勢いるんだろう。
僕は切り替える。
1週間で気付けてよかった。
「従わざるを得ない子ども」を怒り倒して、ちょっとスッキリしている様では、大人の寛容さは皆無。
大人は余裕がなければならない。
子供には余裕を見せなければならない。
少し考えて、「どうしたら娘が片付けをできるか?」
大人の知恵・経験と存分に発揮してやろうじゃないか。
HUNTER✖HUNTERのモラウの名言はこちら。
ヂートゥ「身体能力の差は歴然!!何で埋める気?銃?頭数?」
モラウ「知恵と経験かね」
調子に乗った野郎に一度は言いたい言葉。
そんなことはどうでも良い。
話を戻す。
そういえば、人を動かす立場に立ったことがなかった。
自分がずっと下の立場でいたから、よくわかるけど、ガミガミ言う奴はうるさい。
格好悪い。
「逆にカッコいい!この人みたいになりたい!」と思わせたら、自ずとこの人の助けになるようにと自然と動ける。これが、大人の指導やん。素敵やん。
ゆっくり重めに喋る。
口数・手数はいらない。
スマートに行こう。
その余裕が子どもに波及するまではじっと我慢。
子どもが片付けしやすいような環境も用意してあげる。
大人はお金がある。そういうことにお金を使おう。
それぐらいのお金はあるんだから。
また大人の余裕を見せつけられたら報告します。
おわり