雑談

空気を読みすぎることの弊害

どうも間嶋コタローです。

皆さんは、日頃どれだけ空気を読んでいますか?読もうとしていますか?疲れていませんか?

僕なりの『空気を読む』ことに対する考えを書いていきたいと思います。

空気を読むということは組織にいると、必ず求められるテクニック。協調性である。

そして空気を読むということは、相手の気持ちを先に読み、相手の要求をクリアすることである。

これに関しては疑問がある。

相手が要求する手間やストレスを自分が肩代わりするということ。

これおかしくないですか?

逆じゃないですか?

何で、お願いされる方がそのストレスを負担しないといけないんですか?

でも世の中ではそれが良い人とされている。できる人とされている。

でもこのやり方って、非効率であり、場合によっては誰も得をしない。得をしないばかりか、動いた方が責められる場合もある。

何とも世知辛い。

僕はこう思う。相手の気持ちを読める世の中ではなく、自分の要求が言いやすい世の中の方が絶対に良い。

今の世の中逆でしょ?

自分の要求を正直に隠すことなく言えた方が、絶対に周りは動きやすいんです。

それを助ける方が先に動くことで、本来の要求をクリアできる可能性は少ないし、クリアできていなかった場合、相手が『まぁここまでやってもらっているから何も言えない』と気を遣うことになる。なんせ相手はまだ頼んでないですからね。最悪の場合、余計なお世話となり、自分の評価は下がる。

良いことないし、リスクがつきまとう。

こういったおかしな社会は、モンスターまで作り上げる。

不思議なことに、自分から頼まれてもいないことをヌケヌケと恩着せがましくやってくる人もいる。本来、頼まれてもいないのに自分が動いた場合は、『give-and-take』の『take』を求めてはいけない(主観でございます)。takeがなくても納得できる場合のみ、するべきである。

しかし、そうでない人が結構多い。本当に実在する。

例題1

お土産などで、何かを送った場合に、お礼や感想の電話がない!と怒る人がいる。

お土産って、正直迷惑な時もあるじゃないですか?
僕は、そういう場合を想定して、不用意には買わない。できるだけ買わない。
それを、社会の常識として、仕事場にお土産を買わないと!とかご近所に買わないと!と言って、無理やり買ってきて、押し付けて、礼を要求する。何なら、自分がお土産を買った後に、相手が旅行に行ったという情報を聞きつけた際には、お土産を期待する。こちらは買って来たんだから、相手も買ってきた当たり前だと思う。

何これ?と思いません?

別に、お土産を買ってこなくても、誰も気にしていないんですよ。
それをわざわざ買ってくるからややこしくなる。

相手に何かを要求してしまうということは、自分がそれなりのストレスや負担を感じているということ。そんなに負担を感じているなら(お金とかで)、他人にお土産なんて買わなければ良い。本当に余裕がある人は、相手に要求はしませんよ。

だから、事前に旅行の話をしている人に、○○行くんなら、○○買ってきて欲しい!とお願いされたら買いましょう。そういう相手には、きっちりtakeを要求しましょう。お願いした方も、旅行に行く人は、交通費かかってるんですから、お土産代+αぐらいのお礼はしましょうね。それ以外は買わなくて結構です。相手に何も期待しないならどんどん買ってください。自分が納得できるかどうかの問題。お願いされたら動くという方が、気持ちの面でもお互い納得しやすいんですよ。先回りして良いことないですよ。

ただし友達に旅行の自慢話を聞いて欲しいなら、お土産ぐらい用意しましょうね。聞かされる方はよほど面白い話でない限り、苦痛でしょうから。

そんな実は買いたくもないお土産にお金を使って、生活が苦しくなって、心に余裕がなくなるぐらいなら、お土産を買わずに、旅行を満喫して、スッキリして、心の余裕を作りましょう。常に心の余裕があれば、人付き合いは上手くいくもの。

 

例題2

電車で席を譲ってくれないという老人
譲ってくれた若者に、『そんなじじい・ばばあちゃうぞ!』というじじいとばばあ

これね、僕前からずーっと思っていたんですけど、席を譲って欲しければ、自分からお願いしましょう。これ常識ですよ。言えば、多分譲ってくれますよ?今の若い人たち結構優しいですよ?

譲ってほしいと言って、譲ってくれなかったとしたら、多少の『最近の若い者は』と言っても良いです。

『わし座りたいんやけど、自分から言うと厚かましいと思われるから若者が気付いてくれるのを待つか』というジジイも多いと思う。それはいいんだけど、待つんなら、変わってくれなかった時に文句を言うなよと。

若者からしたら、勇気出して声をかけたら断られたみたいなことになると最悪なんですよ。若者側が余計なリスクをとる必要なんてないんですよ。

 

よく社会では言われたことしかできない!とののしられますが、良いんですよ。言われたことだけやってれば。他人の気持ちなんてわからないんだから。そっちの方が確実にうまく回るから。

他人の空気を読もうとし過ぎて、人間関係が崩れたり、病んだりすると僕は思っています。

相手の気持ちを読もうとし過ぎる、そして相手に読んでもらおうと期待をし過ぎる。

時々、自分が考えていることと、相手が考えていることがバチっと合う時があって、それをみんなは運命と呼び、惹かれあうと思うんだけど、そんな偶然続きませんからね。

それよりも、ちゃんと自分がして欲しいことを言える関係の方が、パートナーとしては楽だし、きちんと協力もできるし、絆も深まる。

ちゃんと、して欲しいことを伝えましょう(理不尽なことは言うたらあかんで)。そして、ちゃんと怒らず聞いてあげましょう。無理なら無理と言いましょう。

良い人間関係とは、助けて欲しい時に何も言わなくても助けてくれる関係ではなく、助けて欲しい時に、助けてと言える関係。これに決まりです!

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました☆

 

ABOUT ME
間嶋コタロー
アラフォー30代、3児の父、理学療法士 本当に無知で世の中のことをあまりにも知らなさ過ぎてこれからどうしようか迷っています。少しでも成長できたらと思います。よろしくお願い致します。